ー朝日新聞ー
フィリップ・デービッドソン前米インド太平洋軍司令官が朝日新聞のインタビューに応じ、日米間の連携のもとで中国に対する抑止力を向上させ、インド太平洋地域の安定を図る必要性を訴えた。主な一問一答は次の通り。
――3月の米上院公聴会で、中国は「今後6年以内」に台湾に侵攻する可能性がある、と警告した。
「中国は、(1)最新鋭戦闘機やミサイルへの投資(2)尖閣諸島や台湾の周辺、南シナ海での訓練の習熟(3)中国軍の再編(4)後方支援の強化という四つの分野で軍事能力を向上させている。さらに、各国に経済的な脅しをかけ、国際環境を中国の望む形に変えようとしている。習近平(シーチンピン)国家主席自身の(4期目)続投という政治的野心もある。これらの問題を考慮し、このタイミングが(台湾侵攻の)脅威があると判断した」
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